Kyosei network

ヴィジョンVISION

共生ネットワークの目指す理念・ビジョンをご紹介します。

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私たちの理念

以下の3つの概念を持って施設運営、及び事業経営を行っております。

1.ノーマライゼーションを目指す

ノーマライゼーションはハンデを持った人をノーマルな人にすることではありません。
障がい者を丸ごと受け入れて、「普通の生活条件」を提供することであります。
子どもたちは出来るだけ親と暮らし、成人したら親から独立して暮らす。

その住まいは普通の家庭と同じような大きさで、街の中に作らなければなりません。寝室は大部屋ではなくて個室に、食堂は大人数ではなくて少人数で、つまり普通の家庭のように。日々の生活のリズム、食事や余暇や男女交際の条件も出来るだけ普通の人近づけるようにすることであります。
(デンマーク人/バンクミケルセンの言葉)

2.社会からネグレクトさせない

愛(LOVE)の反対は苦しみ(HATRED)ではなくて、無視(NEGLECT)である。
(ノーベル平和賞受賞者/マザー・テレサの言葉)

社会から置き去りにされた精神障害者に自立した日常生活を求め。経済的自立のために就労支援をした後、企業に就職を求め、更に成年後見法を活用し、トラブルに巻き込まれないようにします。
親からの自立はしても孤立はしない生活こそ我々の願いであります。

3.インフォームド・コンセント・自己決定につなげる。

インフォームド・コンセントとは治療に当たって、患者に病気の診断、治療方法、治療目的、治療のリスク、副作用、予想される結果、代替手段、採用されない場合の予後の状態等を充分に説明し、最終的には患者自身が充分なる病識をもって自分で治療を選ぶことであります。

私達は障がいを持った方が、自己決定できるように支援していくことが使命です。

理事長挨拶

こんな思いで「NPO法人共生ネットワーク」を起ち上げました。

理事長横山 晴夫

米国シートンホール大学卒業
元 練馬区議会議員(3期 元福祉保健委員長)
現 留学生宿舎経営(定員80名)

私は練馬区議会議員を3期12年務めさせて頂きました。そして福祉保健委員長として練馬区内の障がい者施設を隈なく視察致しました。障がい者をもつ親によって多くの施設が運営されているのに衝撃を受けました。障害を持つ自分の子供は不憫で可愛い!だから離したくない!と言う親であり、理事長でもある施設も多く見かけました。

今や医学が進歩し、また障がい児も家に閉じこもる必要もなくなり。ほとんどの障がい者は親よりも長生きするようになりました。親亡き後の障がい者のために、子供のうちは親と共に暮らせる、大人になれば親から独立できるような環境を作る必要性を痛感いたしました。

そこで自立した日常生活の訓練の場所としてグループホーム、また経済的自立のための就労支援事業を思い立ちました。願わくば「特別支援学校」で分離教育をするのではなくて、普通の小中学校で総合教育をするよう国・都・区に根気よく働きかけていこうと思います。

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